【ロレックスを売る・売ったあと】に後悔しないための全知識を紹介
はじめまして。ラグジュアリー・ウォッチ・ダイアリー 運営者の「トキ」です。
「ロレックスを売る 後悔」、このキーワードで検索されたということは、今まさに売却を検討されているか、もしくは将来のために情報を集めているところかもしれませんね。
私もロレックスオーナーとして、その気持ちすごく分かります。ロレックスを売却するときに迷う理由はたくさんありますよね。
売るタイミングは今でいいのか、価格がもっと上がるんじゃないか、とか。保証書なしや、万が一の故障品でもちゃんと買い取ってもらえるのか、そもそもどこで売るのが一番いいのか。
せっかく売ったのに、後で「あの時売らなければ…」と後悔するのだけは避けたいものです。でも、逆にロレックス 売ってよかったと感じている人がいるのも事実です。
売却に関する不安を少しでも解消できたら嬉しいです。
- ロレックス売却で後悔する5つの理由
- 後悔を避けるための具体的な準備と戦略
- ロレックスを高額売却する最適なタイミング
- おすすめの買取サービス「ヒカカク」と「時計買取.biz」
ロレックスを売るときに後悔しそうないくつかの理由

ロレックスを売った人が「後悔した…」と感じる背景には、いくつかの共通したパターンがあるみたいですね。私も売却を考える一人として、まずはその「後悔の理由」をしっかり把握しておきたいと思いました。
なぜ「後悔」が生まれてしまうのか、その構造を理解することが、後悔を避ける第一歩かなと思います。リサーチしてみると、後悔の理由は大きく分けて5つのカテゴリーに分類できるようです。ひとつずつ、詳しく見ていきましょう。
売却後に価格高騰?経済的後悔

これが、一番よく聞く、そして最も深刻な「後悔」かと思います。
ロレックス、特にデイトナやサブマリーナ、GMTマスターIIといった人気のステンレス・スポーツモデルは、その需要と供給のバランスが崩れていることもあって、売却した数ヶ月後、あるいは数年後に市場価格が信じられないくらい高騰するケースが本当によくありますよね。
ロレックスは単なる「時計」というモノの価値を超えて、「資産」としての側面がすごく強いです。
だから、「あの時売らなければ、今頃は数十万円、もしかしたら数百万円も高く売れたのに…」という経済的な損失感は、他の消費財を売った時とは比べ物にならないくらい大きいんだと思います。
この感覚は、ロレックスが一種の金融資産(アセット)みたいに認識されている証拠とも言えますね。株や不動産と同じように、「売り時」を間違えたという後悔に直結しやすいんだと思います。
業者選びミス?取引的な後悔
これも、想像しただけで夜も眠れなくなりそうな、悔しいパターンです。
売却した後に、「あっちの買取店だったら、もっと高く買い取ってくれたらしい」とか、「ネットのオークション相場を調べたら、自分が売った金額よりかなり高かった」とか…。
これは、売却プロセスにおける「業者選び」や「下調べ」の決定的な失敗ですね。例えば、こんなケースが考えられます。
- ロレックスの専門知識がない近所のリサイクルショップに持って行ってしまった。
- 「面倒だから」と、一社だけの査定で即決してしまった。
- 出張買取で来てもらった査定士のプレッシャーに負けて、不本意な価格で合意してしまった。
特にロレックスは、モデルの型番だけでなく、製造年、文字盤の微妙な違い(例えばアンティークの「逆6」とか)で価値が大きく変わる、すごく専門的な分野です。
その価値を正しく鑑定できない(あるいは、意図的に低く見積もる)業者に売ってしまった場合、この「取引的後悔」が生まれることになります。
一社だけの査定は危険
「取引的後悔」を避ける最大の防御策は、「一社だけの査定で決めないこと」です。比較対象がなければ、提示された金額が適正なのか、不当に安いのか、判断のしようがありません。面倒でも、最低2〜3社は比較検討することが必須かと思います。
ロレックス 売却 迷う本当の理由

お金の問題だけじゃなくて、「気持ち」の問題も、ロレックス売却の後悔には大きく関わってきます。これが「ロレックス 売却 迷う」一番の理由かもしれません。
例えば、
- 「本当は売りたくなかったけど、急にお金が必要になって仕方なく…」
- 「初めてボーナスで買った、思い出の時計だった」
- 「人生の節目(結婚、昇進など)で手に入れた記念の品だった」
など、長年使ってきたことによる愛着や、購入時のストーリー、自分にとってのステータスシンボルだったり…。
そういうお金では測れない「感情的な価値」が、売却によって手に入れた「現金価値」を上回ってしまった時に、「なんで売ってしまったんだろう…」という深刻な喪失感、つまり「感情的後悔」に繋がるんだと思います。
売却理由が曖昧なまま、「なんとなく相場が高いから」といった理由で手放すと、この後悔に陥りやすいかもしれませんね。
付属品がない!準備不足の後悔
これは「あちゃー…」ってなる、典型的な「準備不足」の後悔ですね。
いざ査定に出してみて、査定士さんから「あ、保証書(ギャランティカード)がないんですね。それだと〇万円マイナスになります」とか「ブレスの余りコマはありますか?」って言われて初めて、付属品の大切さに気づくケースです。
なぜ減額されるかというと、次にその時計を買う人(コレクターや一般ユーザー)が、「完品(付属品がすべて揃った状態)」を求めるからです。
付属品が欠けていると、それだけで再販時の価値が下がってしまうため、買取価格も安くなってしまうんですね。
特に「保証書」と「ブレスレットの余りコマ」。この2点は、査定額に数万円単位、モデルによってはそれ以上の差を生むこともあるみたいです。「箱とか、どうせ使わないし」と捨ててしまったり、引越しの際にどこかへ行ってしまったり…。
「あの時ちゃんと保管しておけばよかった…」と査定の現場で後悔するのは、絶対に避けたいですよね。
付属品は「完品」がベスト!今すぐチェック
査定額を最大化するためには、以下の付属品は可能な限り揃えておきたいところです。売却を決める前に、一度家中を探してみる価値は絶対にあります。
- 保証書(ギャランティカード) ※最重要
- 箱(内箱・外箱)
- ブレスレットの余りコマ ※重要
- 取扱説明書
- クロノメータータグ(緑色のタグ)など
ロレックス 売ってよかった人の声

ここまで「後悔」の話ばかりしてきましたが、もちろん、逆に「ロレックス 売ってよかった!」と心から満足している人たちもいます。
その最大の理由は、「高額な維持費(オーバーホール代)からの解放」みたいです。
ロレックスは超精密な機械式時計。その精度と資産価値を長期的に維持するためには、3年〜5年に一度の「オーバーホール(分解清掃)」が不可欠ですよね。これが、ご存知の通り結構高額で…。
ロレックスの維持コスト(目安)
ロレックスのオーバーホール費用は、あくまで一般的な目安ですが、
| 依頼先 | 費用目安(3針モデルの場合) | 備考 |
|---|---|---|
| 日本ロレックス(正規) | 約7万円〜11万円以上 | モデルや状態、部品交換の有無で変動。 |
| 民間の修理工房 | 約3万円〜6万円程度 | お店によって技術や価格は様々。 |
これくらいの費用が、数年ごとに「必ず」かかってくる「コスト(負債)」なんです。
もし、あまり使っていないロレックスを「値上がりするかもしれないから」という理由だけで持ち続けていると、この維持費だけがどんどんかかっていくことになります。
だから、「最近あまり使ってないし、この先も維持費がかかるな…」と考えていたタイミングで、円安や相場高騰といった良い条件が重なり、高値で売却できた。そして、その「高額な維持コスト」という負債から解放された。
これは非常に合理的かつ賢明な金融判断であり、「売ってよかった」と心から満足する最大の理由になるわけですね。売却で得た資金を、新しい時計の頭金にしたり、旅行や自己投資に使ったりと、ポジティブな使い道が生まれるのもメリットかなと思います。
ロレックスを売るときの後悔|回避のポイント

ここまで「後悔」の理由を見てきました。じゃあ、具体的にどうすれば、これらの後悔をせずにロレックスを売ることができるんでしょうか。
ここからは、私も自分なりに、後悔を回避するための「鍵」となる具体的な戦略や準備について調べてみたので、共有したいと思います。ここからが本題ですね。
売るタイミングはいつが最適?
「経済的後悔」を避けるために、「いつ売るか」という売却のタイミングはめちゃくちゃ重要ですよね。ロレックスの相場は常に変動していますが、高額査定が期待できる「売り時」には、いくつかのパターンがあるようです。
為替相場が「円安」の時期
これが最も影響の大きいマクロ要因かもしれません。ロレックスは世界中で価値が認められているグローバルな資産です。その価値基準は、スイスフランや米ドル建てで考えられることが多いです。
すごく簡単に言うと、「円安」の時期は、日本円の価値が相対的に下がるため、海外での高い販売価格に引っ張られる形で、日本国内での円建ての「買取価格」も上がりやすくなります。
例えば、1ドル100円の時と1ドル150円の時では、同じ1万ドルの価値がある時計でも、円換算では50万円も差が出ますよね(実際はここまで単純ではありませんが)。
ここ数年(執筆時点)のような歴史的な円安局面は、売却にとっては絶好の追い風と言えるかもしれません。(出典:日本銀行 外国為替市況)
ボーナス支給前(7月・12月)
夏(7月頃)や冬(12月頃)のボーナス時期は、高額商品の購入意欲、つまり「実需」が高まるシーズンです。買取業者は、その需要期に向けて「在庫を確保したい」と考えるため、他社に負けないよう買取価格を上げてでも在庫を集めようとする傾向があるみたいです。
特に12月は、クリスマスプレゼントや年末の自分へのご褒美といった需要も重なり、一年で最も相場が盛り上がる絶好機とされています。
生産が終了(ディスコン)したとき
自分の持っているモデルの生産が終了(ディスコン)すると、当然ながら新品ではもう手に入らなくなります。そのため、中古市場での希少価値が一気に上がり、価格が高騰することがよくあります。
毎年春に行われる新作発表会(Watches and Wondersなど)のタイミングは、どのモデルがディスコンになるか、世界中の愛好家が注目しています。この情報をいち早くキャッチすることも重要ですね。
(補足)定価が値上げされた直後
ロレックスは、ほぼ毎年のように定価の引き上げを行っています。新品の定価が上がれば、それに追随する形で中古市場の価格も全体的に底上げされる傾向があります。定価改定のニュースが出た直後も、一つの売り時と言えるかもしれません。
保証書なしや故障品でも売れる?

「付属品がないから…」「動かなくなっちゃったし…」こんな状態だと、売るのを諦めてしまいそうになりますが、諦めるのはまだ早いみたいです。ロレックスなら、それでも買い取ってもらえる可能性は十分にあります。
保証書なしの場合
もちろん、保証書(ギャランティカード)があった方が査定額は高いです。これは間違いありません。ない場合は、モデルにもよりますが数万円単位で減額されてしまうことが多いです。
ですが、なくても売却は可能です。減額はされますが、価値がゼロになるわけでは決してありません。
ここでポイントなのが、もし過去に日本ロレックス(正規サービスセンター)でオーバーホールを受けていて、その時の「修理証明書」や「国際サービス保証書」が手元にあれば、それが「本物である」という強力な証明になります。
保証書本体がなくても、この正規修理の証明があることで、査定額のマイナス幅を抑えられる(あるいはプラス評価になる)可能性があるそうです。
故障品・不動品・破損品
「ゼンマイが切れて動かない」「リューズが抜けた」「ガラス(風防)が割れている」…こんな状態でも、買い取ってくれる業者は多いです。特にロレックスの買取を専門にしている業者は、自社や提携先に高度な修理工房を持っていることが多いんですね。
だから、「修理して再販する」ことを前提とした価格で買い取ることが可能です。ガラス割れ程度なら、自社で安価に交換できるため、査定にあまり響かないケースもあるとか。
最悪の場合でも、希少なモデルであれば「パーツとしての価値」が認められることもあります。だから、「どうせ壊れてるし…」とタンスの肥やしにしておくよりは、一度査定に出してみるのが絶対に得策かなと思います。
ただし、状態によって買取価格は当然ながら大きく変わるはずです。あくまで「買い取ってもらえる可能性がある」という話なので、過度な期待はせず、実際の査定額をしっかり確認してくださいね。
一括見積なら「ヒカカク」

「取引的後悔」を避けるには、やっぱり「複数の業者で査定してもらうこと(相見積もり)」が鉄則です。これはもう、絶対に外せないポイントだと思います。
でも、何軒も時計店を回るのは時間も手間もかかって、正直めんどうですよね…。私もそう思います。
そこで便利なのが、「ヒカカク!」のような一括査定サービスです。これは、ネットから自分のロレックスのモデル名や状態、付属品の有無などを入力するだけで、複数の買取業者から一斉に査定額の連絡がもらえる、という仕組みです。
これなら、自宅にいながら、あるいはスマホ一つで簡単に「今、自分の時計に一番高い値段をつけてくれる業者」を見つけることができます。そして何より、複数の見積もりを比較することで、自分の時計の「今の適正な相場観」を知ることができます。
この「相場観」を持つことこそが、業者から不当に安い価格を提示された時に「あれ、おかしいな?」と気づける最大の武器になります。後悔したくないなら、最低でも数社の見積もりを比較するのは必須かなと私は思います。
「ヒカカク」利用のメリット
- 手軽さ
自宅にいながらスマホやPCで完結できる。 - 時間短縮
何軒も店舗を回る手間が省ける。 - 最高額がわかる
複数の見積もりを比較して、最高額の業者が選べる。 - 相場観が養える
自分の時計の「今の価値」を客観的に把握できる。
高額買取なら「時計買取.biz」
「ヒカカク」のような一括査定で相場観を掴むのは非常に大事ですが、ロレックスのような超高額品は、最終的に「本当に価値を分かってくれる専門店」に見てもらうことも、同じくらい重要です。
「時計買取.biz」のようなロレックスの買取を専門にしているお店は、なぜ高額買取が期待できるかというと、総合リサイクルショップなどとは明確な違いがあるからです。
| ロレックス専門店(例: 時計買取.biz) | 総合リサイクルショップ | |
|---|---|---|
| 鑑定能力 | 非常に高い。専門の査定士が在籍。年式、文字盤、希少な個体差まで評価できる。 | 低い傾向。専門知識が浅く、型番だけで一律に査定され、希少価値が見逃されがち。 |
| 再販ルート | 強い。国内外のバイヤー、コレクター、自社オークションなど多彩な販売網を持つ。 | 弱い傾向。基本は店頭販売のみ。在庫リスクを恐れ、買取価格は安めになりがち。 |
| 買取価格 | 高い傾向。再販ルートが強いため、マージンを乗せても売れる自信があり、高額買取が可能。 | 安い傾向。鑑定力不足と再販ルートの弱さから、安全マージンを多く取り、安く買い叩かれがち。 |
例えば、アンティークモデルの微妙な文字盤の色合い(アイボリーダイアルとか)や印字の違い(逆6とか)といった、素人目にはわからない「付加価値」を、専門店なら見逃さずにしっかり価格に反映してくれる可能性が高いんですね。
本気で高額売却を目指すなら、まず「ヒカカク」で手軽に相場の上限を把握しつつ、その情報を元に「時計買取.biz」のような信頼できる専門性に特化したお店に、現物を持ち込んで最終交渉する、という合わせ技が最強かもしれません。
業者選びはご自身の判断で
この記事でおすすめしている「ヒカカク」や「時計買取.biz」は、あくまで私が調査した時点での情報に基づいています。私自身がこれらのサービスを運営しているわけではありません。
実際のサービス内容や査定額、利用者の評判などを保証するものではありません。最終的にどの業者を利用するかは、ご自身の責任において、公式サイトなどで最新の情報をしっかり比較・検討して判断してくださいね。
まとめ;ロレックスを売るときの後悔を防ぐポイント
最後に、私がここまで調べてきて一番大事だと思った、「ロレックス 売る 後悔」を防ぐための究極的な心構えです。
それは以下の2つを自分の中でハッキリと分離して考えることが大事です。
- 売却の意思決定(なぜ売るか)
- 売却の実行(どう売るか)
後悔する人の多くは、この2つが混同してしまっている気がします。「なんとなく相場が高いから」という曖昧な「実行」理由だけで売ってしまうと、後で価格が高騰した時に「売らなきゃよかった…」と「意思決定」レベルの感情的な後悔に繋がりやすいです。
意思決定フェーズ(感情と向き合う)
- 急な資金需要があるのか?
- 数年ごとに発生するオーバーホール代(維持コスト)が負担か?
- 他に欲しい時計があり、その買い替え資金にしたいのか?
- 単に、もう使わなくなってしまったのか?
実行フェーズ(感情を排し、取引に集中)
- 付属品(保証書、箱、コマ)を完璧に揃える。
- マクロ環境(円安か?)、季節要因(ボーナス時期か?)を見極める。
- 「ヒカカク」などで複数社の見積もりを取り、相場の下限と上限をデータとして把握する。
- その最高額を「交渉材料」として、「時計買取.biz」のような専門店に最終交渉を行う。
ロレックスの売却は、単なる「モノを売る」行為ではなく、「自分が保有する資産を、最適なタイミングで現金化する」という、高度な金融取引なんだと意識すること。
それが、後悔しないための一番の鍵だと私は思います。
この記事は、ロレックスの売却に関する情報提供を目的としており、売却を推奨または特定の業者を保証するものではありません。査定額や市場動向、為替レートは常に変動します。
実際の売却に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行い、不明な点や金銭が関わる重要な判断については、必ず専門の買取業者やファイナンシャル・プランナーなどにご相談ください。
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