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【Apple Watch SE3と11を比較!】リアルな違いと迷った2人の結論

【Apple Watch SE3と11を比較!】リアルな違いと迷った2人の結論
トキ
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トキ
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こんにちは。スマートウォッチ・ナビ 運営者の「トキ」です。

Apple Watch SE 3とSeries 11。どちらにしようか迷う人は多いと思います。値段も2万円以上変わるので、価格差通りの違いがあるのか知りたいですよね。

2つに共通しているのは、どちらも常時表示で、中のチップも同じS10です。違いが出るのは、画面の明るさ、電池の持ちと充電の速さ、心電図と血中酸素の機能、ケースの薄さの4つです。

私がもし選ぶなら夜に外して充電するならSE3、寝るときも着けたい・外で画面をよく見る・心電図を使いたいならSeries 11で選びます。

なお、Series 11の新品はAppleではもう売られていません。Appleで買えるのは、整備済製品か後継のSeries 12です。

この記事では、公式の数字での比べ方と、ブログで募集した利用者のうち、この2機種で迷って購入した2人の回答を紹介します。

この記事でわかること
  • SE 3とSeries 11の値段・画面・電池・健康機能の違い
  • SE 3でもできることと、Series 11だけの機能
  • 迷ってそれぞれを選んだ2人の使い方と本音
  • Series 11の新品が買いにくい今の選び方

Apple Watch SE 3と11の違いを比較

スマホと時計を見比べている手元のイメージ
画像イメージ:スマートウォッチ・ナビ

まずはAppleが公表している数字で、違いを項目ごとに見ていきます。値段・画面・大きさ・電池・健康機能・防水の6つを押さえれば、差はほぼつかめるはずです。

数字はAppleの公表値で、実際の持ちなどは使い方で変わるあくまで一般的な目安です。

主な違いを一覧表で比べる

最初に、主な違いを表にまとめました。まずは気になる行だけ拾ってみてください。

比べる項目SE 3とSeries 11
値段SE 3:41,800円から(GPSモデル)
Series 11:発売時64,800円から
画面の明るさSE 3:最大1,000ニト
Series 11:最大2,000ニト
電池の持ちSE 3:最大18時間
Series 11:最大24時間
80%までの充電SE 3:約45分
Series 11:約30分
心電図・血中酸素SE 3:非対応
Series 11:対応
ほこりへの備え(IP6X)SE 3:認証なし
Series 11:認証あり
同じところS10チップ、常時表示、50メートルの耐水性能

こうして並べると、Series 11が上回るのは「画面」「電池と充電」「健康機能」のあたり。厚さも、Series 11のほうが1mm薄いつくりです。(出典:Apple『Apple Watchのモデルを比較する』)

値段の差と今の買いやすさ

値段は、いちばん分かりやすい差です。SE 3のほうが2万円以上安く買えます。

買い方値段と買える場所
SE 3の新品Appleで41,800円から
Series 11の新品Appleでは売っていない
お店の在庫を探す(発売時は64,800円から)
Series 11の整備済製品Appleで53,800円から
(2026年11月7日時点)

Series 11は、2026年9月に後継のSeries 12が出て、Appleでは新品が買えなくなりました。

販売店に残っているSeries 11の在庫は、色や大きさによって値段が違うことがあります。見つけたら、発売時の値段より高くないかを見てみるといいかも。

Series 11のアルミニウムのモデルは、大きさが42mmと46mmの2つで、色はジェットブラック・ローズゴールド・シルバー・スペースグレイの4色です。

整備済製品のほうは、在庫が日によって変わります。

SE 3はいまもAppleで普通に買える現行のモデルです。在庫を探し回らなくていいのは、地味にうれしいポイントですね。

SE 3も常時表示、差がつくのは画面の明るさ

外で見たApple Watch Series 11の文字盤(Aさんの写真)
外で見たSeries 11の文字盤(写真:Aさん)

2機種とも常時表示なので、手首を上げなくても時刻が見えるところは同じ。差がつくのは、明るさと広さのほうです。

いちばん明るくしたときの画面は、Series 11がSE 3の2倍明るいつくりです(SE 3は1,000ニト、Series 11は2,000ニト。ニトは明るさの単位)。明るいほど、晴れた屋外でも読みやすくなります。

Series 11は、斜めから見ても見やすい画面も使っています。

画面の広さでおもしろいのは、Series 11の小さいほう(42mm)が、SE 3の大きいほう(44mm)とほぼ同じ広さだという点です。小さめのケースで、SE 3の大きいほうと同じくらいの画面が手に入るわけです。

ランニングが趣味の私は、走りながら時計を見る場面をつい思い浮かべます。日差しの下でパッと読めるかは、外で使う時間が長い人ほど効いてくる差かも。

トキ
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外で画面を見る人ほど、この差は大きいはずです。

画面サイズと重さ、色の違い

大きさは、どちらも小さいほうと大きいほうの2つから選べます。画面の大きさとあわせて並べると、こんな違いです。

Apple Watch SE 3とSeries 11の大きさを同じ縮尺で並べた図
作図:スマートウォッチ・ナビ(Appleの公表値をもとに作成)
重視すること選ぶなら
軽さと小ささSE 3の40mm
4つの中でいちばん軽くて小さい
薄さSeries 11
どちらの大きさもSE 3より1mm薄い
小さめのケースで広い画面Series 11の42mm
画面はSE 3の44mmとほぼ同じ広さで、SE 3の44mmより軽い
素材を選びたいSeries 11
アルミニウムかチタニウム(SE 3はアルミニウムだけ)
色を選びたいSeries 11
アルミニウムは4色、チタニウムは3色(SE 3は2色)

手首が細い人や、とにかく軽さを優先したい人には、SE 3の40mmが魅力です。

一方でSeries 11の42mmは、薄くて軽いのに画面が広いので、寝るときも着けたい人にはうれしいポイントかも。

ちなみに私は手首まわりが18cmで、HUAWEIのBand 10を初めて着けたときは思わず「小っさ!」と感じました。大きさの感じ方は手首の太さで変わるので、お店で一度着けてみるのがおすすめです。

電池の持ちと充電の速さ

充電中のApple Watch SE 3(Bさんの写真)
充電中のSE 3(写真:Bさん)

電池は、Series 11のほうが6時間長く持ちます。充電も、80%までならSeries 11のほうが15分ほど早く終わります。

モデル電池の持ちと充電
SE 3電池:最大18時間
充電:80%まで約45分
Series 11電池:最大24時間
充電:80%まで約30分

正直に言うと、どちらを選んでも基本は毎日の充電です。だからこそ大事なのは、電池の長さより充電の速さのほう。15分の充電で最大8時間使えるのは、どちらも同じです。

私は毎日充電するのが続かない性格で、HUAWEIのBand 10を30日間使ったときは、電池が長く持つ楽さをしみじみ感じました。いまランニングで使っているGT Runner 2も、充電は週1回、50分ほどで済んでいます。

そんな私から見ると、Apple Watchを毎日使い続けられるかどうかは、充電のタイミングを生活のどこに置けるかしだい。お風呂の30分ほどで80%まで戻せるSeries 11は、寝るときも着けたい人の味方です。

電池の時間は、あくまでAppleが示す目安です。使い方によっては、もっと短くなります。

トキ
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毎日の充電がおっくうな人ほど、ここは大事です。

心電図や血中酸素、心拍数など健康機能の差

健康の機能で、Series 11だけにあるのは心電図アプリと血中酸素ウェルネスアプリの2つ。SE 3には、この2つがありません。

心電図アプリは、Digital Crown(横の丸いつまみ)に指を当てて、心臓の電気の動きを記録する機能です。日本では医療機器として承認を受けた機能です。

血中酸素のほうは「ウェルネス」、つまり日々の体調の目安を見る機能で、医療用のパルスオキシメーターとは別物です。

SE 3でも使える心臓まわりの機能
  • 心拍数の測定と心拍変動(HRV)
  • 高心拍数と低心拍数の通知
  • 不規則な心拍リズムの通知

つまり、ふだんの心拍の見守りは、SE 3でも一通りそろっているということ。心電図を自分で記録したいかが、分かれ目です。

なお、どの機能も体の変化に気づくきっかけをくれるもので、病気かどうかを決めるものではありません。

トキ
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心電図を使いたいかで、答えはかなり絞れます。

SE 3でもできる睡眠記録と共通機能

時計を着けたまま眠る女性のイメージ
画像イメージ:スマートウォッチ・ナビ

私はアラフィフです。年齢的に健康を意識し始めてから、睡眠をきちんと測りたいと思うようになりました。

うれしいことに、睡眠記録と睡眠スコアは、SE 3でもSeries 11でも使えます。睡眠時無呼吸の通知も、両方にある機能です。

このほか、手首皮膚温センサーと周期記録も2機種に共通です。生理周期の記録のしくみは、Apple Watchで測る生理周期の精度と排卵日の推定条件でくわしく書いています。

チップも同じS10なので、アプリの動きに大きな差は出にくいはず。Suicaを含むApple Payや通知の確認は、SE 3でもしっかりこなせます。改札でのかざし方のコツは、スマートウォッチで改札を左手で通るときの設定と通り方で紹介しました。

ただし、睡眠を毎晩記録するには、寝ているあいだも着けておく必要があります。そうなると、充電をいつするかが問題に。ここで電池と充電の差がじわっと効いてきます。

防水・防塵とお風呂での注意点

水まわりは、どちらも50メートルの耐水性能で同じです。プールや海で泳ぐくらいなら使えます。

違うのはほこりのほうで、ほこりが入りにくいことを示すIP6Xの認証はSeries 11だけ。砂ぼこりの多い場所で使う人には安心材料です。

気をつけたいのは、お風呂とサウナです。Appleは、2機種とも次のような使い方を避けるよう案内しています。(出典:Apple サポート『Apple Watch の耐水性能について』)

着けたまま避けたいこと
  • サウナに入る(Ultra以外のモデル)
  • スチームルームに入る
  • シャワーや入浴で石けん・シャンプーにさらす

また、耐水性能はずっと続くものではなく、年月とともに落ちていくものです。

サウナで壊れてしまう理由や対策は、スマートウォッチがサウナで壊れる理由と選び方にまとめています。

Apple Watch SE 3と11の比較で選ぶ

お店で時計を試着する男性のイメージ
画像イメージ:スマートウォッチ・ナビ

ここからは実際の選び方です。ブログで募集した利用者の声から、SE 3とSeries 11で迷って、逆の方を選んだ2人の回答を紹介します。

2人とも、比べた方の機種は使っていません。「迷った末にこちらを選んだ人」の声として読み、そのうえでどんな人にどちらが合うのかを私なりにまとめます。

迷ってSeries 11を選んだ人の声

利用者の声Aさん
年代・性別30代・男性
使い方デスクワーク、週5で筋トレ
使っている機種Apple Watch Series 11
GPSモデル・42mm・ジェットブラック アルミニウム
使い始め2025年11月から
スマホと前の時計iPhone 16
Apple Watch SE(第1世代)
Aさんが左手首に着けたApple Watch Series 11
Aさんが着けているSeries 11(写真:Aさん)

Series 11に決めた理由

Aさんの声:前のSE(第1世代)は常時表示ではなく、充電も遅かったので、1日中着けるために入浴中に充電するのでは間に合いませんでした。

SE(第3世代)とも比べました。SE 3も同じく常時表示ですが、Series 11の表示範囲の広さと、課題に思っていた外での見やすさ(画面の明るさ)が魅力的でした。

Aさんの理由は、さっき見た「画面の明るさ」と「充電の速さ」の2つにぴったり重なります。カタログの差が、そのまま生活の困りごとに結びついています。

1日の使い方と充電のしかた

Aさんの声:6時ごろに起きたら睡眠時間を確認します(睡眠時間は、時計ではなくスマホで見ています)。18時ごろの帰宅時はスマートロックのセサミで鍵を開け、19時ごろの筋トレでは心拍数を確認、21時ごろの就寝前のストレッチではタイマーを使います。

入浴中の30分以外は、寝るときも含めてほぼ全ての時間で着けています。まれに充電が間に合わないときは外しています。充電は1日1回で、20%から90%超まで40分くらいです。

注目したいのは、充電をお風呂のあいだにほぼ済ませているところ。前のSE(第1世代)では間に合わなかったお風呂の時間の充電が、Series 11では間に合っています。

トキ
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充電の時間まで考えて選んでいるのが参考になります。

Aさんが感じた良さと不満

Aさんの良かったこと
  • スマホを出さずにタッチ決済ができるので、買い物が楽になった
  • 睡眠時間の管理ができるので、寝る時間を意識するようになった
  • アラームを音ではなく振動でできるので、周りで寝ている人を起こさずに済む
  • 時計マウントに巻き込まれなくて済む
Aさんのイマイチな点
  • 前はGショックだったので、サウナ・風呂・海などに気軽に持ち込めなくなった
  • 鍵を開けるセサミの動作が遅い
  • アップデートが、確か充電しながらでないとできない

Aさんの声:イマイチな点は、どれも諦めています。持ち込めないのは「まあそういうもの」。開錠が遅いのは「鍵を持ち運んだりスマホを出したりするよりは楽」です。

アップデートは、入浴中にすればよいと思っています。

前は金属ベルトの時計だったので、Apple Watch SE(第1世代)から軽く感じています。汗をかいても水洗いすればいいので、気になりません。故障はありません。

もう一度買うならどうするか

Aさんの声:もう一度買うなら、同じ機種を選びます。今のSeries 12には目新しい機能を感じないからです。13以降でそういう機能があれば、買い替えるかもしれません。

勧めたいのは、健康管理したい人、タッチ決済が多い人、電車やバスをよく使う人。勧めないのは、その逆の人と、腕に何かを着けるのに違和感がある人です。

iPhoneやMacほどリセール(売るときの値段)は高くないので、新品である必要はないかもしれません。

Aさんの回答でいいなと思ったのは、「寝るときも着ける」前提で機種を選んでいるところです。睡眠の記録、振動のアラーム、入浴中の充電と、どれも1日中着けることにつながっています。

迷ってSE 3を選んだ人の声

利用者の声Bさん
年代・性別30代・女性
使い方子育て中、立ち仕事
使っている機種Apple Watch SE 3
40mm・スターライト、白のスポーツバンド
使い始め2026年2月から(約9か月)
スマホと前の時計iPhone 17
Google Pixel Watch(初代)
買った値段37,800円(2026年2月。今のAppleの値段は41,800円から)
Bさんが左手首に着けたApple Watch SE 3
Bさんが着けているSE 3(写真:Bさん)

SE 3に決めた理由

Bさんの声:前のPixel Watchが壊れたのと同じ時期に、スマホをAndroidからiPhoneに乗り換えました。iPhoneに合わせるなら、Apple Watchのほうが連携が良いと思ったんです。

お店で、Series 11などの上位機種と比べました。スマートウォッチで多くの機能は使わず、主な使い方は時間を見る・通知を見る・電話する・天気を見る・タイマーを使う、くらい。なので機能がシンプルなSE 3で十分でしたし、上位機種は予算オーバーでした。

アプリがいろいろ入っているので、使いこなせるか不安でした。iPhoneに変えたばかりでApple製品に慣れていませんでしたが、もともとスマートウォッチを使っていたので、1日ほどですぐに慣れました。

Bさんは、先に「自分が使う機能」を決めてから選んでいるのが印象的です。

よく使う機能と1日の流れ

Bさんの声:よく使うのはタイマーで、仕事中の1時間の休憩や、持ち場の交代に使っています。通知の確認と短い返信もよく使い、保育園のアプリの入室連絡を見たり、家族からのLINEに「了解」と返したりしています。

保育園から急なお迎えの連絡が来ることがあるので、電話も大事です。スマホだと気づかないことがありますが、時計なら手首で気づけることが多いです。

寝るときは着けていません。帰宅して子どもをお風呂に入れるときに外し、そのまま朝まで着けないことが多いです。

充電は毎日1回、帰宅して外したあとから翌朝まで。満充電までは、たぶん1時間弱です。電池が少ない状態から、30分で80%くらいまで戻った記憶があります。

ここがAさんとの大きな違いで、Bさんは夜のあいだに充電しているんです。夜ずっと外しているなら、充電の速さや電池の長さで困る場面は少ないのだと思います。

Bさんが感じた良さと不満

Bさんの良かったこと
  • 子どもの写真で文字盤を作れる
  • 「スタンドアップ」の通知が、座っている時間が長いときに体を動かす目安になる
  • 着け心地が軽い。スポーツバンドは肌になじみ、夏も腕まわりが特に汗ばむことはなかった
Bさんのイマイチな点
  • 専用の充電ケーブルが要るので、旅行のときに持って行かないといけない
  • いろいろな機能がありそうなのに、使いこなせていない

Bさんの声:バンドは種類が多すぎて分からなかったので、お店で試着して決めました。

もう一度買うなら、選びます。時計に多くの機能を求めていないので、このモデルで十分。値段も、自分の予算ではこのくらいが限界です。

健康管理などをしっかりしたい人は、上位機種も検討するといいと思います。Apple Watchに興味がある人は、お店で店員さんに「どんなふうに使っているか」を聞いたり、ベルトを試着させてもらったりすると、使うイメージがわくと思います。

旅行が多いなら、予備の充電ケーブルをポーチに入れっぱなしにしておくと、持ち忘れの心配がぐっと減りますよ。

たとえばAMASUKIの充電ケーブルは、SE 3にもSeries 11にも使えるマグネット式で、長さは1mです。差し込む先はUSB-A(四角い差し込み口)で、高速充電には対応していません。

トキ
トキ

使う機能を先に決めると、迷いがぐっと減ります。

SE 3と11はどっちがいい?2人の声からわかる分かれ目

AさんとBさんは、同じ2機種で迷って逆の方を選びました。並べると、分かれ目は機能の多さよりも「生活のリズム」にありそうです。

分かれ目Aさん(Series 11)とBさん(SE 3)
寝るときAさん:着けて寝る
Bさん:外している
充電のタイミングAさん:入浴中
Bさん:帰宅後から翌朝まで
決めた理由Aさん:表示範囲の広さと外での見やすさ
Bさん:使う機能が少ない・予算

特に大きいのが、寝るときに着けるかどうかです。着けて寝るなら、充電は短いすき間時間に済ませるしかなく、Series 11の充電の速さと電池の長さが生きてきます。

反対に、夜は外して充電できるなら、SE 3の電池でも足りる場面は多いはず。もちろんSE 3でも睡眠は記録できるので、「着けて寝たいけれど、充電の時間も確保できる」という人ならSE 3でも対応できます。

もう1つおもしろいのは、2人とも健康管理をしっかりしたい人には上位機種を挙げていることです。

トキ
トキ

まずは、寝るときも着けたいかを考えてみてください。

SE 3の欠点と、それでもSE 3で十分な人

Series 11と比べると、SE 3には次のような欠点があります。

SE 3の欠点(Series 11と比べて)
  • 心電図と血中酸素が使えない
  • いちばん明るくしても、Series 11の半分の明るさ
  • 80%までの充電が、Series 11より15分ほど遅い
  • Series 11より1mm厚い
  • ほこりへの強さの認証(IP6X)が無い

とはいえ、どれも使い方によっては気にならない欠点です。ここまでをふまえると、SE 3で十分な人はこんな人です。

SE 3で十分な人
  • 時間・通知・電話・タイマーなど、使う機能が決まっている
  • 夜は外して充電する時間がとれる
  • 心電図や血中酸素は使う予定がない
  • 値段をできるだけ抑えたい
  • 手首が細く、軽さを優先したい

この中で2つ以上当てはまるなら、私はApple Watch SE 3を選んで大丈夫だと思います。チップも常時表示も同じなので、ふだん使いで物足りなさを感じる場面は少ないはずです。

逆に後悔しやすいのは、毎晩着けて寝たいのに充電の時間がとれない人や、晴れた屋外で画面をよく見る人でしょう。

SE 3にするなら、大きさは40mmと44mmの2つ、色はミッドナイトとスターライトの2色から選べます。

Series 11が向いている人の特徴

一方で、Series 11の良さが生きるのはこんな人です。ここ、けっこう迷うところですよね。

Series 11が向いている人
  • 寝るときも着けて、睡眠を毎晩記録したい
  • 充電は入浴中など短い時間で済ませたい
  • 晴れた日の屋外で画面を見ることが多い
  • 心電図や血中酸素も使ってみたい
  • 小さめのケースで、広い画面と薄さがほしい

中でも、「1日中着けていたいけれど、充電の時間はなるべく短くしたい」という人には、Series 11の充電の速さがかなり効いてきます。

健康の機能も、心電図を自分で記録できるのはSeries 11だけ。気になっている人にとっては、値段の差を払う理由になるかもしれません。あなたは、どちらの使い方に近いでしょうか。

Series 11を新品で買いにくい今の選び方

Series 11の新品は、Appleではもう売られていません。いま考えられる選び方は、次の4つです。

選択肢特徴
販売店に残るSeries 11新品が手に入るかも
値段や色・大きさはお店しだい
Appleの整備済製品のSeries 11Appleが売っている
53,800円から(2026年11月7日時点)
Series 12Appleで買える後継モデル
71,800円から
SE 3Appleで買える(41,800円から)
心電図・血中酸素はない

Series 12は新しいS11チップと心拍センサーを積み、一日を通して5秒ごとに心拍数を測るようになりました。

ただ、Aさんは「今のSeries 12には目新しい機能を感じない」と答えていました。私も、Series 11の在庫が見つかって値段に納得できるなら、Series 11を選ぶのは十分ありな選択だと思います。

中古で探すなら、前の持ち主のアクティベーションロックが外れているかと、電池の最大容量(80%以上がひとつの目安)を確かめましょう。くわしくは、スマートウォッチの中古の危険性と安全な選び方で書いています。

トキ
トキ

Series 11は、在庫と値段のタイミングしだいです。

SE 3と11の比較に関するよくある質問(FAQ)

Q1. SE 3でも睡眠の記録や睡眠スコアは見られますか?

A. はい、見られます。睡眠記録と睡眠スコアは、SE 3とSeries 11のどちらにもある機能で、睡眠時無呼吸の通知も両方で使えます。

毎晩記録するなら、充電をいつするかを先に決めておくと続けやすいですよ。

Q2. 手首が細いのですが、どのサイズを選べばいいですか?

A. 軽さと小ささを優先するなら、小さい方のケースが候補です。SE 3なら40mm、Series 11なら42mmです。Series 11の42mmは、SE 3の44mmとほぼ同じ広さの画面です。

Q3. GPS + Cellularモデルは必要ですか?

A. スマホを持たずに電話やメッセージを使いたいなら、GPS + Cellularモデルが便利です。携帯会社との契約も必要になるので、いつもスマホを持ち歩く人ならGPSモデルで十分だと思います。SE 3のGPS + Cellularモデルは、Appleで50,800円からです。

Q4. お風呂やサウナに着けたまま入っても大丈夫ですか?

A. どちらも50メートルの耐水性能がありますが、AppleはUltra以外のモデルでのサウナや、スチームルームに入ることを避けるよう案内しています。石けんやシャンプーにさらすことも避けたいところです。

私なら、お風呂の前に外してそのまま充電の時間にあてます。

Apple Watch SE 3と11の比較まとめ

出かける前に玄関の前で時計を見る男性のイメージ
画像イメージ:スマートウォッチ・ナビ

Apple Watch SE 3とSeries 11は、土台は同じで、差がつくのは画面・電池と充電・健康機能・薄さでした。

SE 3と11の比較のポイント
比べる項目どちらが上?
チップの性能と常時表示の機能どちらも同じ
画面の明るさSeries 11
2倍明るい
電池の持ちSeries 11
6時間長い
充電の速さSeries 11
15分ほど早い
心電図・血中酸素Series 11だけ
新品の買いやすさSE 3
Series 11はAppleでは買えない(整備済製品はある)。後継はSeries 12

どちらが正解というより、生活のリズムに合う方が正解。私の結論としては、使う機能が決まっていて夜に充電できるならSE 3、寝るときも着けたい・外で画面をよく見る・心電図も使いたいならSeries 11です。Series 11の在庫が見つからなければ、Series 12かSE 3から選ぶのが現実的でしょう。

あなたは、Apple Watchをいつ外して、いつ充電しますか? その答えが、SE 3と11のどちらを選ぶかのいちばんのヒントになるはずです。

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